2009年08月25日

キャンプスタイルの確立

最後に参天を使ったのはいつだったろう?、確かおととしの冬のワカサギ釣りだった様な気がする。
その日は凄い大雪でかなり湿った雪だっため、参天が役に立った。
しかし、参天を設営するのに物凄く苦労した記憶がある。

参天にペグダウンは必須だが、氷上のペグタウンはすっげー大変だった。
参天にイマイチ馴染めない自分だが、最大の理由はペグダウンにある。
氷の上は極端な例かもしれないが、ペグダウンにストレスを感じる。
例えば4隅(4箇所)のペグダウンが必要で、最後の1箇所だけどう頑張ってもしっくりこない時がある。
そんな時はしょうがないので一からやり直したりして、ちょっとウンザリ。

ドームテントを使うとき、自分はほとんどペグダウンしない。
理由は単に面倒だから。
厳密に言うとテントの4隅にペグを打つが、それは飛ばされないために固定するだけ。
追加してもせいぜい前室の出っ張りのために1、2本程度で、フルにペグダウンした記憶は1度もない。

あと、ペグダウンが無理なシチュエーションがある。
前回の夕張の設営場所は、地面にコンクリートの四角いタイルが敷き詰められていた。
R0013324.JPG
風がそこそこあったので、4隅は固定したかったのだが、かなりてこずった。
タイルの僅かな隙間に無理やりペグを打ち込み、結局充分には刺さらなかったが、ドームテントだしテント内に重い荷物があるので特に問題なかった。
参天では絶対に無理な場所。

ペグダウンすると、気軽に移動出来ないという点も気に入らない。
以前岩見沢でキャンプした時、最初は水場のコンクリートの床に設営したが、後に芝のサイトに移動した。
こんな風に気軽に引越し出来るのも、ドームテントの大きな利点。

別に参天が嫌という訳ではなく、ペグダウンが嫌なだけ。(同じことか?)
床がないことやインナーがないことは気にならない、いや、むしろ好きな位。
シェルター内を風が吹き抜けるあの感覚は、密封されたドームテントでは味わうことの出来ない醍醐味だと思う。

一般的に、
参天 ⇒ ペグダウン必要、1ポール、コット使用、土足
ドームテント ⇒ インナー&フライ構成、マット使用、土禁
というイメージが浮かぶし、この2種類のキャンプスタイルが大半を占めていると思う。
他にタープやツェルトのみ、ビビィサック(Bivy)、ハンモックテント、テントベッド、色々あるが、これらはかなりの少数派だろうし、今のところ自分の選択肢にはない。

一番人気のあるキャンプスタイルが、自分にとって最良とは限らない。
かといって他の既存のスタイルにも、自分にドンピシャと当てはまるものが見つからない。
どれを選んでも、しっくりこない気がする。
ならば1つ1つ必要な要素を組み合わせて、自分だけのキャンプスタイルを確立しようではないか。
自分の求めるスタイルはどんなものか、具体的に考えてみた。

実は野宿スタイルにちょっとした憧れがある。
ここで言う野宿スタイルとは、タープ(屋根)のみの使用で、いわゆる外で寝るワイルドなスタイル。
もちろん外から丸見えだし、虫も来放題。
横殴りの雨が降れば、濡れたりするだろう。
憧れはあるがヘタレな自分は、ちょっとだけ野宿気分が味わえる参天を買った経緯がある。
外で寝る感じを多少味わえて、雨や視界を十分に遮ってくれることに限って言えば、参天はピッタリだと思う。

それとコットの寝心地が好き。
以前ドームテント内でコットを使うことを考えたことがあるが、問題が2つあった。
1つは、ツーリングテント内にコットを置くのは、スペース的に厳しいものがある。
自宅の部屋で試したことがあり、絶対に無理という訳ではないが、かなり狭かった。
基本的にテントは寝るだけなので、棺桶の如くせまくても構わないのだが、棺桶よりも狭いのはちょっと嫌。
あとほんの少しだけ広ければ良いのだが。

もう1つの問題は、コットを使うとインナーテントの床が痛む。
コットの脚に荷重が集中するのだから、生地が傷むのは容易に想像出来る。
なにかクッションになるものを脚に履かせれば良いのかもしれないが、それでも完全には解消できないだろうし、良い案が浮かばない。

以上の要素を踏まえて、自分が理想とするキャンプスタイルを一言で表すと、「ドーム型参天でコットを使う」ということになる。
ドーム型参天? そんなのあるのか?
言い方を変えると「床のないドームテント」で、「ワカサギ釣り用のテント」がまさにそれ。
しかしワカサギテントはでかくて重いので、こんなものは持っていけない。
もっとコンパクトで良さそうなものはないか?

ユニフレームのkiteというテントは、気になる特徴がある。
このテントはインナー吊り下げ式だが、ポールをインナーテントの隅に固定するのではなく、グラウンドシートの隅に固定する方式となっている。
ポールとグラウンドシートだけで自立することが可能で、インナーなしでもフライを被せることが出来る。
そのため、インナーを使わずシェルタ風に使うことが出来る。
雨の日の設営はフライを先に、撤収はフライを後にすることが出来、シェルタ風の使い方よりも、こちらのメリットが本来の目的だと思われる。
このKite、収納はそこそこコンパクトだし、室内スペースも広いので、導入しても良さそうだが、価格が4万円と高過ぎ。
それにコットを使いグラウンドシートが痛む前提なので、専用のシートだと勿体ない。
買うのは無理だが、アイディアは頂くことにしよう。

要はフライとポールとグラウンドシートのみで、インナーのないドームテントが理想である。
コットを入れるとスペース的に厳しいツーリングテントも、インナーがなければだいぶ違ってくるだろう。
インナーはポールにぶら下がっているが、フライはポールの上に載っているため、ひと回り、いや、それ以上の広さになると思う。
更にフライには大抵ちょっとした前室が設けてあり、これも室内スペースに含まれるため、インナーなしによる室内スペース増の効果は意外と大きいかも知れない。
space.png
これでコットを入れた時の狭さも、多少は解消されるはず。

現在、新品・中古合わせて全部で4つのツーリングテントを所有している。
1つは現在メイン使用中のR−134で、他の3つは全て5千円以下の安物テント。
自作や流用を考えてストックしていたが、ようやく使う機会が来たようだ。
ポールとフライは既に揃っているので、あとはポールが固定出来るプラグ(ピン)を装備したグラウンドシートを自作すれば良い。

モンベルのムーンライト用のグラウンドシートは、4隅にアルミプラグが装着されている。
ムーンライトの種類に合わせて色々なサイズがあるが、1型の215×105cmは自分が欲しいサイズとほぼ一緒。
3800円と微妙な価格だが、これを買えば解決じゃん、と思って最寄(といっても家から40km)のモンベルへ電話をすると在庫があるとのことで、早速買いに行こうかと思った。
しかし1つ気になることがあったので店員に電話で聞いてみると、自分の用途に合わないことが分かったのでやめた。

それはグラウンドシートの形で、長方形ではないとのこと。
ムーンライト1型と2型の床の形は四角ではなく、足元が絞られた形(台形?)になっている。
このため、専用品となるグラウンドシートも、これにならった形になっている様だ。
カタログのサイズ表記は非常に不親切で、正確には215×105(65)cmといった感じで書くべきだと思う。

余談だが電話でモンベル店員に、「形は長方形ですよね?」と聞くと、「そうです」と答えたが、心配だったので、「本当に長方形ですよね?」と聞きなおすと、不安になったのか中身を出して確認した様で、「すみません、違いました」との返答。
おいおい頼むよ、専門店の店員だろ?
他の店でもこんなことが多々あるので、基本的に店員は信用していない。(←嫌な客)
今までこいつすげぇなと思ったのは、ビッグカメラのオタク風店員だけである。

しょうがない、グラウンドシートは自作することにしよう。
自作といっても適当なシートを好みのサイズに切り、4隅にループとプラグを付けるだけなので、それほど難しくはないだろう。


続く…


posted by 管理人 at 00:00| Comment(4) | 自作(流用、プチ改造) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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