2009年09月16日

TR−B25用火力調整蓋

前回の実験でTR−B25付属の火力調整蓋は、あまり役に立たないとういうことが分かった。(使い方に少々問題があるかも知れないが)
そこで、使い勝手の良い火力調整蓋を自作したい。

火力調整と言っても無段階で調整したい訳ではなく、弱火・中火とか大雑把な感じで良い。
アルコールバーナーは気温やアルコール温度によって火力の変化が大きいので、細かい調整は難しいだろう。
自分が考える調整方法は至ってシンプルで、穴が開いた蓋を被せる方式。
TR−B25のバーナーサイズに合ったカップを用意し、穴あけしようと思う。
穴の大きさや数は、トライ&エラーを繰り返し、程よい按配を見つけ出すしかないだろう。
TR−B25付属の蓋を穴あけ加工することも考えたが、加工に失敗したら勿体ないし、消火蓋は必要となるので消火用としてそのまま使うことにした。

まずは火力調整蓋となるカップの選定。
実は直ぐに思い浮かんだものがあり、ホムセンにそれを見に行った。
SBSH0001r.jpg
それは調味料容器。

TR−B25の蓋と並べてみると、見事にピッタリサイズ。
futa.jpg
これなら無加工で、そのまま使えそう。

種類も色々(塩、胡椒、ふりかけ、ごま等)あり、あたりが良い気がする。
sio.jpg
一瞬買おうか迷ったが、価格が598円なのが引っかかる。

2千円ちょいのバーナーに、600円の蓋っていうのもなんだかなぁ。
それにこの蓋で上手くいくかどうかも分からないし。
という訳で、100均へGO。

さすがにホムセンと同じ調味料容器を、100均で見つけることは出来なかった。
他に手作りプリン型も使えそうな感じがしたが、ピッタリサイズがない。
しかし、手作り菓子コーナーで良さげのものを発見

プチ・エンゼルケーキ型(大・小2個入)
SBSH0001t.jpg

これのの方が見事にピッタリで、一切ガタツキがない。
futa1.jpg
スタッキングもジャストで文句なし。
あとはこれにどんな穴あけ加工を施すか。

皆目見当もつかないが、とりあえず3mm穴を4つあけてみた。
futa2.jpg
たぶんこの程度では、穴の大きさも数も足らないとは思うが、いきなりやり過ぎてもいけないので。

実際にバーナーに着火しての実験。
余談だが度重なる失敗のため、家の中の実験は禁止となり、今後は外での実験しか出来ない。(至極当然の結果)
いきなり火力調整蓋を被せると火が消えてしまうので、充分プレヒートさせてから蓋を載せた。
SBSH0015r.jpg
これはイイ感じか?と思ったが、時間の経過と共に火の勢いがどんどん小さくなり、最後には風前の灯状態。
うーむ、やはり穴の数と大きさがもっと必要な様だ。

そこで穴を4mmにし、数も8個に倍増。
SBSH0017r.jpg
これで試したが、あまり効果なし。

そこで思い切って、真ん中の窪みにデカイ穴(約19mm)を開け、ついでに周りの穴を5mmに拡大した。
SBSH0030.JPG
真ん中の穴あけが非常に難しく、ドリル穴とニッパーでチマチマ切ったが、かなり汚い仕上がりになった。

おっ、これは良さそうかな?
SBSH0005r.jpg

試しに灰皿フライパンを載せてアルコールが十分熱されると、
SBSH0011wr.jpg
ゴトク上部穴から若干炎が飛び出しフライパンに回り込む。
火力がといった感じで使えないこともないが、少々穴が大き過ぎた様だ。
出来ればもう少し弱い火力が好ましい。

そこで新たにケーキ型を追加購入して、別バージョンを試すことにした。
周りの穴をなくし、真ん中のみに約19mmの穴をあけた。
SBSH0006.JPG
結果は前回と全く同じ火力。
どうやら周りの小さい穴よりも、真ん中に開けた穴が火力調整に影響しそうな感じ。

そこで次は10mmの穴をあけた。
SBSH0012wr.jpg

着火実験。
10mmの穴では小さいかな?と思ったが、アルコールが充分に熱せられた状態だと火力調整蓋を被せても始めは物凄い火柱が上がる。
SBSH0014wr.jpg
その後徐々に火が落ち着き、安定する。

灰皿フライパンを載せてみると、
SBSH0018wr.jpg
不思議なことに、19mm穴よりもゴトク上部からの炎の飛び出しが大きい、何故だ?
たぶん気温やアルコールの量、プレヒート具合等の要素に影響されるのだろう。

最後にもう1つだけ、5mmの穴バージョン。
SBSH0041w.jpg
かなり頼りない炎だが、しばらく放っておいても消えることはなかった。
火が消えてしまう恐れがあるため、ここら辺が弱火の限界だろう。

結局、穴の違う火力調整蓋が4つ出来たので、その時の状況によって使い分けてみようと思う。
SBSH0048w.jpg
綺麗に重なるので、全部持っていっても邪魔にならない。

満足度→★★★☆☆


(おまけ)
ケーキ型を買うついでに、100均でシリコンなべ敷きを買った。
SBSH0023w.jpg
これをなべ敷きではなく、なべ蓋として使おうと思う。
以前、シリコンシートをなべ蓋として使っているサイトを見かけた記憶があるが、これを参考にした。

Esbitのクックセットに蓋は付属していない。
代わりに深型鍋と浅型鍋の口がピッタリ合わさる構造になっていて、一方の鍋を逆さまに載せれば蓋として使える構造になっている。
これだと一方の鍋を使っていると蓋がなくなってしまい、不便が生じる。
別に蓋は絶対必要ではないが、お湯を沸かすときにあった方が沸騰する時間が短くて済む。
特に気温が低い状況だと違いが顕著。

鍋の内径に合わせて丸くカットした。
SBSH0026r.jpg
シリコンなべ敷きの耐熱温度は230℃になっているが、鍋にベッタリくっ付くのも嫌なので、内径よりも若干小さ目にした。

実際にお湯を沸かしてみた。
SBSH0027w.jpg
沸騰すると気泡によりシリコン蓋がパカパカ動くので、沸いたサインになる。

沸かしたお湯に変なが付いていないか気になるので、飲むことにした。
蓋を載せたままでもお湯を注げる。
SBSH0029e.jpg
飲んでみると、特に味の異変は感じなかった。

薄くて柔らかくて嵩張らないし、スタッキング時に緩衝&保護材の役目も果たすし、シリコン蓋は結構使えるアイテムかもしれない。


posted by 管理人 at 00:00| Comment(2) | 自作(流用、プチ改造) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
条件によって火力調整蓋を変えるなんて、まるで、メインジェットみたいですね。
あれこれ調節機構を設けるよりも、潔い気がします。

こういう記事を読んでいると、自分のストーブでアルコール燃料を使うとどうなるのか試したくなってきます。
でも、やりませんよ。

火遊びするとおねしょするって小さい頃言われましたから。
小学校6年くらいまでおねしょしていた自分としては、とても怖くてできません、、、。
Posted by たらし at 2009年09月17日 22:09
ここまでやっといてあれですが、以前使っていたガスストーブを再び使いたくなってきました。
だって火力調整が楽なんだもん。

ちなみに私は小学校4年までおねしょしてました。
Posted by 管理人 at 2009年09月20日 21:59
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