2009年08月31日

キャンプスタイルの確立 その2

ドーム型参天のグラウンドシート自作だが、シート素材をどうするか?
コットの使用が前提のためグラウンドシートはある程度消耗品と考えるべきで、あまり高価なものは使いたくない。
安くて丈夫な素材といえばドカシーで、これなら1000円以下で手に入る。
100均でも売っているが、100均のものは1.8×1.8mサイズのため、自分が欲しい2mには少々足りない。

ドカシーでも良いのだが、ここは少し捻った素材にしたい。
例えばタイベックはどうだろう。

参天界では既にスタンダードになりつつある、タイベックのグラウンドシート利用。
実際に使ったことがないので何とも言えないが、これってそんなに良いのかな?
キャンプで使ったことはないが、タイベック自体は仕事で毎日使っていたことがあるので、質感や機能性は十分知っているつもり。
タイベックは透湿性に優れるため、表面が結露しづらくサラリとして撤収時に仕舞い易いというのがメリットだと思われる。
濡れているよりサラリとしている方が良いとは思うが、個人的にはそれほど気にならない。
一般的にグラウンドシートの上は土足禁止だが、自分は土足OKにしようと思う。
当然グラウンドシートは汚れたり濡れたりするので、ビニール袋等に仕舞うことになるだろう。

それとタイベックの色がというのが、どうにもいただけない。
出来ればもっと落ち着いた色、黒・茶・カーキ・ベージュあたりが好ましい。
今回自作するグラウンドシートは、あくまでもポールを自立させるのが目的で、一般的なグラウンドシートの目的とは違う。
しかし、結果的にグラウンドシートを敷くこと自体には変わりないので、どうせなら自分の使い方に合った価格の安いシート素材にしたい。

ホームセンターで、良さげな素材がないか物色したところ、こんなものが目に付いた。
ksyk.jpg
草よけシートナチュラル(998円)、畑等の雑草の繁茂を抑制するための商品。

素材は耐候性強化ポリプロピレン不織布となっている。
見た目は丈夫な不織布といった感じで、表面は僅かに毛羽立っていてソフトな手触りで、裏面はテカリがあってツルツルしている。
強度はそれなりにありそうで、手で引っ張ると若干伸びるが簡単には破れそうにない。
このシートの特徴は、透水性通気性に優れている点。

通常、グラウンドシートに求める機能は防水性が一番だと思うが、逆転の発想で通水性を重視してみてはどうだろう?
地面が濡れていても防水性があると良さそうな気がするが、意外とそうでもない。
激しい雨だったりすると、水溜りが出来たりする。
1度水が溜ると厄介で、放っておいても水が掃けることがない。

去年の白老でのキャンプの夜、短時間だが台風の様な猛烈な雨が降り、テント内に浸水した。
寝る時に浸水に気付いたが、マットとシュラフカバーのお陰でシュラフは無事だったので事なきを得た。
この時、テント下にグラウンドシートを敷いていたが、グラウンドシートとテントの間に水が溜まって逆に良くない結果となった。
水が溜らない様に、グラウンドシートはテント床よりも一回り小さいものを使ったほうが良いのは分かっているし、実際そうしている。
しかし、単に重ねているだけなので、激しい雨だとグラウンドシートとテントの間に水が入り込むのは避けられない。

こうなると、グラウンドシートって何?という疑問が出てくる。
こんなことになる位なら、いっそ防水性なんてない方がいいんじゃないの?
透水性があれば水は自然に掃けて地面に吸収される。
土砂降りや、深い水溜りの上だと効果は薄いと思うが、そこそこの雨であればどんどん地面に吸収されるので透水性はあった方が良い気がする。
仮に土砂降りだとしても、プール状になったグラウンドシートの上よりもマシだと思う。

グラウンドシートは他に、土(泥)汚れを防ぐ役目があるが、こちらを重視したい。
自分は土足で使う前提なのでシートの上も汚れると思うが、草よけシートは玄関マット的役目を果てしてくれそうな気がする。
使えば当然汚れるとは思うが、それで良い。
透水性(透湿性)という点だけ見れば、草よけシートはタイベックよりも遥かに勝っているはずなので、撤収時のサラリ感は大きいかな?
もしかしたら吸水性があって、グチョグチョになる恐れもあるが…。

こんな理屈は間違っているかもしれないが、実際に試してみないことには分からない。
実践したら全くダメダメかもしれないし、逆に素晴らしい結果かもしれない。
ダメだったら他の素材を考えれば良い。
どっちみちコットを使うつもりなので、グラウンドシートの上が濡れようが汚れようがあまり関係なく、選択素材の幅は広い。

あとはコットを使うので強度面に不安があるが、これは使ってみないことには分からない。
たぶん何度か使えば痛んで穴も開くだろうが、少し位ボロボロになっても問題ないだろう。
一番の目的はポールの自立が目的で、これがクリア出来ていればOKだと思う。
もし、どうしようもない位ボロボロになったら、また買えば良い、1000円もしないのだから。

という訳で、草よけシートを買って加工することにした。
サイズがいくつかあり、1×5mの一番小さいものを購入したが、必要なサイズは1×2mなので余ることになる。
2重にして強度を稼ぐことも考えたが、畳んだ時にかなりのボリュームになるため、軽量重視で1枚で使用することにした。
買ったシートは980円だが、実際使用する量に換算すると400円とかなり安いので、仮に消耗品だとしても財布へのダメージは少なく済む。

はさみで1×2mサイズに切り、部品取りテントのループとプラグを移植して出来上がり。
pin.JPG
この部分はポールの反発力が働くので、強度的にかなり不安、大丈夫かな?

公園で試し張り。
今回使用する構成パーツ。
DSC05301.JPG
左から、テントポール(R−134用アルミ製)、フライシート(使い古したキャンプマンツーリングテント用)、自作グラウンドシート。

インナーがないことにより、問題が1つ発生する。
それは交差する2本のポール同士が固定されない。
DSC05333.JPG

これは事前に予測していたことで、家の中に転がっていたゴム製のジッパータグを巻き付け固定した。
DSC05334r.jpg
うん、イイ感じ。

設営は至って簡単。
グラウンドシートを広げてポールを立てて、
DSC05332r.jpg

フライを載せて適当にペグで固定するだけ。
DSC05303r.jpg
一応設営時間を計ったら3分20秒だった。

中を覗いてみると、そんなに狭い感じはしない。
DSC05311r.jpg

グランドシートはモスグリーンなので、見た目は全く違和感がない。
DSC05327r.jpg
テントの色と一緒で、統一感がある。

早速自作コットを設置するため組み立ててみた。
DSC05320.JPG

今回コット組立て時にミスがあり、分割した脚を連結する部品の1つを変形させてしまった。
DSC05325.JPG
とりあえず使用には問題ない程度だが、早めに修理しなければならない。
もう少し強度のあるものにする必要がありそうだ。

コットを入れてみた。
DSC05322r.jpg
狭いながらも必要最低限なスペースで、これなら棺桶よりも広いだろう。

寝転がってみると足と頭はぎりぎりテントにくっ付かない程度で、寝相が悪いとくっ付く可能性がある。
DSC05324.JPG
これはシュラフカバーを使うので問題ないと思うが、他に改良点は思い浮かんでいる。
天井は予想以上に高く、コットの上に座っても頭上スペースに余裕がある。

心配していたプラグ部分を見ると、それ程力が加わっている様子はないが、使用を重ねるとどうなるか分からない。
DSC05328r.jpg

外観上は普通のテント(それも安物)というのも、何となく良い。
DSC05305r.jpg

パッキングサイズは、かなりコンパクトになった。
DSC05299r.jpg
総重量1.3kg(ペグ含まず)は、かなり優秀だと思う。

ちなみにフライの収納方法だが、畳まずに袋に入れる。
DSC05336r.jpg
適当に袋の中にどんどん押し込むだけなので、撤収の手間はかなり省ける。
どうせ家に帰ったら、また広げて干すのでこれで良い。

果たして参天型ドームが自分の求めるキャンプスタイルかは、今後実戦投入してみないことには分からないが、大筋の方向性としては間違っていないと思う。
実際使ってみて不満や不具合が出てくるとは思うが、その時は改良を重ねて完成度を高めていきたい。


満足度→★★★★☆



posted by 管理人 at 00:00| Comment(2) | 自作(流用、プチ改造) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わははー!!
これは、良いですね!

草よけシートのアイデアは秀逸です。
確かに、管理人さんが懸念されているような問題がいろいろ発生するかもしれませんが、いずれも瑣末なことです。

久しぶりに、このテントで寝てみたい!って思いました。

余談ですが(それを言ったら自分のコメント全部余談ですけど、、)本日仕事に必要な小物を買いにホームセンターに行った際に、草とりシート確認してきましたよ。
包装されていたので触れなかったですが、かなりよさげでした!
Posted by たらし at 2009年08月31日 21:15
>久しぶりに、このテントで寝てみたい!って思いました。

私もそう思いました。
早く寝てみたいです。

>包装されていたので触れなかったです

すみません、私ちょっと開けちゃいました。
でも、それ買ったからイイですよね。

Posted by 管理人 at 2009年09月01日 22:36
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