2008年07月01日

バーナー

キャンプツーリングでの夕食パターンは大抵決まっている。
ジンギスカン、焼鳥、ソーセージ、レトルト食品のいずれか、あとは白飯。
一時期、カレーを作ったこともあったし、本格的な料理をしようと調味料セットを揃えたこともあったがすぐ辞めた。
だって普段たいして料理もしない俺が、キャンプの時だけやろうというのが間違っているし、とにかく面倒くさい。
キャンプの時は少々質素でも、外で食えば大抵のものは美味く感じるものだ。
という訳で、そんな風に考えが変わっていく中、調理に使う火器も変わった。

最初は、サウスフィールド(アルペンオリジナルブランド)のシングルガスバーナーを買った。
south.jpg
バーナー部が全く折りたためないので嵩張った。
それと、ガスボンベも嵩張った。
ガスボンベの取扱いが厄介で、ガス残量が残り僅かな時は予備でもう1個持っていくため、本当に邪魔だった。

これを踏まえて次に買ったのがイワタニのまめガスっ子
MGB.jpg
これはバーナーのゴトク部分が折りたためるので、ある程度コンパクトになる。
付属の専用ガスボンベは小さいので燃焼時間は短い(最長40分)が1泊であれば問題ないし、むしろ丁度良い。
更に詰替専用器具が付属しており、ガスボンベへ補充可能である。。
専用器具といっても単純なプラスチック部品で、こんな風に使用する。
tumekae.jpg

安売りしている家庭用のカセットガスが使えるので、かなり経済的である。
ただ、安売りカセットガスだと寒い時期の火力が弱かったので、自分はパワーガスを入れていた。
このまめガスっ子、個人的にはかなりイイ感じだと思うが、残念ながら今では生産中止になっている。
どうやら、補充するという行為に安全上問題があったようだ。

ガスバーナーの利点は、着火&火力調整が容易な点が挙げられる。
しかし、本格的な料理を放棄した自分にはそのメリットよりも、嵩張るのとガスボンベの取扱いが面倒なデメリットの方が大きい。
ガソリンバーナーという選択肢もあるが、イージーさでいくと、当然候補にすら挙がらない。

最近テーマとしているキャンプ道具軽量化計画の点からすると、コンパクトさは重要である。
ガスもガソリンもだめとなると選択肢はなさそうだが、アルコールバーナーがある。
一般的ではなさそうなアルコールバーナーだが、実はかなり奥が深く、自作マニアの人もたくさんいる。
結構色々なメーカーから発売されており、その中でもtranngiaは定番。
コンパクト、イージーな取扱い、ドラッグストアーで燃料調達可能、低温に強い、静かな燃焼音、故障が皆無、メリットはたくさんある。
デメリットは火力調整が苦手、というかほぼ出来ないと思って間違いない。
これはバーナーとして致命的かもしれないが、お湯を沸かすのを主たる目的とするのならば全く気にならない。

現在メインで使っているのが、トランギア製のアルコールバーナー。
R0010774.JPG
火消しと火力調整の役目を兼ねた蓋が付属しているが、この蓋で火力調整をするのは難しい。
どうにか火力調整できないか、ユニフレームのバーナーパッドSを買ってみたが、100%の火力が90%になる程度でほとんど効果はなかった。
chosei.jpg
というわけで火力調整は諦めた、っていうか火力調整したい人は最初からアルコールバーナーは選択しないか。

アルコールバーナー用のゴトクだが、純正品から社外品まで種類がたくさんある。
純正品でTR−281というのがあり価格は安いのだが、折畳めず嵩張りそうなのでダメ。
調べてみると自作する人も居るみたいで、自分も色々試してみた。

ゴトク1号
R0010779.JPG
針金ハンガーのビニール皮膜を剥がし、ペンチで曲げるだけ。
良い点は費用タダ、軽い、火力調整蓋(開度0〜100%)使用可能、悪い点は不安定、カッコ悪い、(当り前だが)安っぽい → お蔵入り

ゴトク2号
2go.jpg
100均で見つけたアルミ製の味噌こしR0010780.JPGを加工した。
良い点は安い、軽い、火力調整蓋(開度0〜50%)使用可能、悪い点は小さい鍋は乗らない、これも安っぽい → お蔵入り

自作の限界を感じ、市販品を購入。

ゴトク3号
ever.jpg
EVERNEWのアルコールバーナー用ゴトク
良い点は超コンパクト、小さい鍋も使用可能、少しだけ風に強い、悪い点は火力調整蓋使用不可 → なかなか良い感じ(保留)

秀岳荘で衝動買いしたゴトク4号
4go.jpg
TATNKA(タトンカ)製で、凝った作りの割には安かった。
良い点はコンパクト、火力調整蓋(開度0〜100%)使用可能、かなり大きな鍋が使える、バーナーが浮くのでテーブルが熱くならない、悪い点は小さい鍋が使えない、使用時に場所をとる。
実はこれ、まだ実際には使用しておらず、本当の衝動買い…。

まだ続く。

アルコールバーナーのデメリットに、低温時の着火後しばらくは火力が弱い点がある。
これはアルコールが十分に温まって、気化し易い状態になるまでの時間を要するため。
トランギア製はプレヒート不要と謳ってはいるが、オプションでプリヒーターなるものがあるということは、低温時にプレヒートすると尚良いと思われる。
それともう1つ、アルコールバーナーは風に弱い。

この2つのデメリットを考えたとき、最初にダメ出ししたTR−281が再浮上。
この形は風除け効果とプレヒーター機能を兼ね備えている。
折畳めないことを除けば、理想的なゴトクかもしれない。
安いのでとりあえず買ってみた。
tr281.jpg
始めにゴトク底に少量のアルコールを入れてからバーナーをセットして、ゴトクとバーナーに同時着火。
こうすればプレヒートされるはず。

実際にキャンプで使用した感想は、かなり良い。
すぐに火力が強くなり、狙い通りだった。
風除け効果については今までのゴトクの中では一番強いが、いつもウィンドスクリーンを使用するのであまり関係ない。
wind.jpg
こんな風にウィンドスクリーンでぐるっと囲んで使えば風に強いのはもちろんのこと輻射熱でバーナーが熱くなり、アルコールの気化が一層促進され火力は最高潮に達する。(しかし燃費は悪くなる)
プチストームクッカーっぽい感じ。(ガスバーナーでは絶対に真似しないで下さい、ガス缶が過熱し危険です。)
小さい鍋が使えなさそうだが、ゴトク3号との合わせ技も可能である。

折畳めない点についてだが、今使っているトレイルツインポットに収まるので問題ない。
R0010796.JPG

更に付け加えると、スノーピークのチタンダブルマグカップ300にバーナーの下半分がピッタリ隙間なく収まる。
R0010797.JPG

マグカップの下半分の空いたスペースには、
R0010801.JPG
ナルゲンの広口ジャー60ml(予備アルコール入れ)がきれいに収まる。

shuno.jpg
うーん、こういうシステマチックな感じが大好き。
バーナーについてはかなり洗練されてきたので、しばらくこの形でいくことになるだろう。

最近手に入れたマジックフレームだが、お湯を沸かす程度であれば、これも十分活用出来るアイテムである。
R0010812.JPG
この前のキャンプでお湯を沸かすのに使ってみたが物凄い火力で、沸騰するまでに要する時間はアルコールバーナーの比ではなかった。
しかし火力調整が難しく、この時は鍋を下ろしたり乗せたりして対処した。
ご飯を炊くのには向いていないと思う。
用途に合わせ、マジックフレームとアルコールバーナーを使い分けていこうと思う。
posted by 管理人 at 00:00| Comment(3) | 道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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