2007年10月05日

トンネルの少年

朝早く目が覚めた日は、いつもより早く家を出て軽く林道を走ってから会社に向かう。
ブログには載せていないが、そういう日が結構ある。

今朝も早目に家を出て出勤前に林道へ向かったのだが、ちょっと不思議なことがあった。

朝6時過ぎに家を出発。
最近はすっかり日の出が遅くなり、5時半を過ぎないと明るくならない。

PA050083.JPG
朝もやに包まれた林道を進んで行く。

林道を走っていて高速道路を横切る方法は2つある。
1つは高速の上を高架で渡る方法と、もう1つはトンネルでくぐる方法。
俺は後者のトンネルでくぐる方法が嫌いだ。

トンネルといっても高速の幅分だけなので出口はすぐそこに見えているし、くぐるのに物の10秒も掛からない。
でも、なんとなく嫌だ。
薄暗くてジメジメしているし雨の後は水が溜まってたりするし、とにかくなんか嫌。

PA050084.JPG
今朝もこのトンネルをくぐることになった。

いつもはこんな写真を撮らないのだが、何故かここで1枚撮った。
写真を撮り終わり、バイクを走らせてトンネルに入った瞬間、

うつむいて体育座りしている人が居た。

上の写真を撮った時は右手前の草むらに隠れていて気が付かなかった。
PA050084R.jpg

当然、かなりビックリした。
年の頃は中学生〜高校生位の男の子で、黒いジーパンにチェックの長袖シャツを着ていた。
俺が来た瞬間顔を上げ、立ち上がろうとした。
とにかく驚いた俺は止まることなくそのまま通過。
通過しながらも後ろを振返ると、立って俺を見ている。
一瞬何が起こったか理解出来なかったが、とにかく怖かった。

特に追っかけてくる様子もないし、そのまま立ち去ろうとしたが、トンネルを出て直ぐが張ってあった。
でも絶対戻りたくなかったので左手で鎖を持ち上げながら右手でアクセルを吹かし、なんとか鎖をくぐろうとした。
この時かなり焦っているため中々上手くいかず、バイクだけ先に走って行きそうになった。
もう一度振返ると男の子はまた体育座りして、こちらは見ていなかった。

ようやく鎖をくぐってその場を立ち去ることが出来た。
バイクを走らせながら色々考えたが、どう考えても変だ。

トンネルの場所はそれなりに交通量がある舗装路から500m程林道を入った地点だが、一番近い民家でも8km以上は離れている。
歩いても2時間はかかるし現在の時刻は6時半、始めに言ったが今朝の日の出は5時半過ぎ。
それにトンネルまでの8kmの道に街灯は1つもない。
暗い中を歩いてきたとは考えられない。

男の子はカバン等何も持っておらず結構薄着で、山の中で見ると違和感があった。
トンネルの中で一夜を明かしたと、見た瞬間感じた。
少しうつろな目でぼけーとした感じで、寝不足な感じだ。

俺は以下の様に推理する。
昨日の夕方、家で親と喧嘩した男の子は着の身着のまま家を飛び出した。
当ては無いがひたすら歩いた。
気が付くと辺りは薄暗くなって来て、気温も下がってきた。
通り過ぎる車に助けを求めたいが家出直後でばつも悪く、少し親を心配させてやりたい。
そこで高速下のトンネルで何とか一夜を明かしたのだった…。
そうに違いない、っていうか絶対そうだ。

この話を会社の後輩Sに話したところ、こんなことを言われた。

『それはたぶんですよ。見える時は昼夜関係なく、足もあり普通の人と区別が付かない位はっきり見えるんですよ。』
更に、
『その上の高速道路で過去に死亡事故があったりしないですかね?霊と目が合うとこの人には自分が見えていると思い、憑いてきたりするんですよ。』
ちなみに後輩Sに霊感はないので、全部聞いた話だそうだ。(ビビらすなよっ!)

そういえば、奇しくもちょうど1年前にあの出来事があったのを思い出す。
後輩Sに、そんな話は全く信用しないと言いつつも、高速道路の死亡事故を検索している俺がいた…。
posted by 管理人 at 00:00| Comment(4) | バイクで散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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